漫画喫茶やネットカフェでオンラインゲームをやる意味は?


個人的には漫画喫茶やネットカフェでオンラインゲームをやりたいとは思いません。
自宅に光回線ADSL回線がなければ別ですが、あるならばわざわざお金を払ってゲームをしたくないです。


2、3年前は、光ファイバーの回線や、高速ADSL回線が普及し始めていた時期でした。
そうした時ならば、いち早くそれを導入した漫画喫茶やネットカフェで、快適なオンラインゲームを楽しむ意味はあったと思います。
それでもラグナロクオンラインなど、低スペックのパソコンでISDN回線でも十分遊ぶことのできたオンラインゲームは、漫画喫茶でやる必要性は低かったでしょう。


今に限ったことではないですが、漫画喫茶やネットカフェでオンラインゲームをやるよりも、パソコンを買って自宅で遊んだ方が安上がりです。
ちょっと興味があって、どんなものなのかやってみるだけなら、漫画喫茶やネットカフェに行き遊んでみるのがいいでしょう。
その後もオンラインゲームを遊び続けるなら絶対にパソコンを買った方がいいと思います。


すでにオンラインゲームを漫画喫茶で遊んでいる場合、パソコンの購入費用を貯めるためにしばらくオンラインゲームを辞めるのは難しいでしょう。
パソコンを買ってでもそのオンラインゲームをやろうと思うのですから、途中で放置する気分になれないはずです。
それでも、何とかお金を貯められたら漫画喫茶にオンラインゲームをやりに来なくなると思います。


きっと、公認カフェ制度を導入しているオンラインゲームの運営会社はそれをわかっているのでしょう。
でなければ、公認カフェ限定のアイテムやマップをわざわざ作ったり提供したりしないはずです。
手間をかけて公認カフェ限定のキャンペーンをやるからには、運営会社がそれで利益が出ているのでしょう。


オンラインゲームのプレイ料金は基本的に月額制です。
最近はアイテム課金制のゲームが増えているので、基本料金は無料であることが多いです。
公認カフェ制度のあるゲームは月額制のオンラインゲームです。
公認カフェで遊ぶとゲームのプレイ料金を支払わずに遊ぶことが出来ます。
それだと運営会社は料金を徴収できないので、公認カフェから代わりに支払ってもらいます。
このときの支払い方法は従量課金制といって、お客がゲームを遊んだ時間分だけ支払う方式になっています。
大体10分単位で料金が計算されます。


例外ですが、ラグナロクオンラインは公認カフェであってもゲームが無料で出来るわけではありません。
代わりに1dayチケットを公認カフェで購入して遊びます。
公認カフェでは運営会社にお客のプレイ料金を代わりに支払うとことはないですが、公認カフェになるための契約金を支払います。
それによってキャンペーンのポスターが送られてきたり、1dayチケットを仕入れることが出来ます。


すぐに公認カフェ制度がなくなることはないでしょうが、その存在意義がほとんどないように感じます。
オンラインゲームのプレイ料金が月額制ではなく、アイテム課金制の登場で公認カフェの利点であったプレイ料金が無料という点がなくなってしまいました。


アイテム課金制のオンラインゲームで公認カフェ制度を導入することはないでしょう。
もし導入するならば、公認カフェが契約金を支払わないと運営会社は利益を出すことが出来ません。
漫画喫茶やネットカフェが無駄にお金を支払ってまで公認カフェになるとは思えません。