知らないだけで実は身近な内容だった事

今月、「ゴタ消し」の1、2巻が発売されました。

ゴタ消し 1 示談交渉人 白井虎次郎 (ジャンプコミックス デラックス)

ゴタ消し 1 示談交渉人 白井虎次郎 (ジャンプコミックス デラックス)

ゴタ消し 2―示談交渉人白井虎次郎 (ジャンプコミックスデラックス)

ゴタ消し 2―示談交渉人白井虎次郎 (ジャンプコミックスデラックス)


「ゴタ消し」は裏社会で白虎と呼ばれる凄腕の交渉人が、さまざまなトラブルを示談に持ち込んで解決していく漫画です。
ライアーゲーム」「ONE OUTS」のような心理的な駆け引きと、「クロサギ」のような裏社会を舞台にした内容……というとちょっと言いすぎかもしれませんが、そんな感じです。


その中のエピソードで、オンラインゲームのRMTがきっかけでトラブルに巻き込まれた依頼人の話がありました。
驚いたのが、この話の中で登場する、RMTを使ったマネーロンダリングが、実際にあるらしいと知ったことです。


市場の急拡大で不正資金も流入!オンラインゲームに潜む“本当の獲物”

ネトゲ研究日誌:遊ぶ資格を求める


オンラインゲームはいくつかやっていた事があり、RMTは利用したことはないですがどういうものかは知っています。
しかし、それがマネーロンダリングのような犯罪に利用されているという事は全く知りませんでした。

ダイヤモンドオンラインの記事のどこまでが事実かわかりませんが、ある程度は信じてもいいような気がします。
ただ、ネトゲ研究日誌のコメントで指摘されているように、社員が不正にゲーム内通貨をRMTで売買していたラグナロクオンラインの事件はマネーロンダリングとは無関係だと思います。
ただ、その事件で社員がRMTで得た現金の一部が、その社員とは全く無関係な人物のマネーロンダリング中の資金の一部であった可能性は否定できません。
そういう意味では、マネーロンダリングに関わっていたと表現できるかもしれません。


このオンラインゲームのRMTを利用したマネーロンダリングが、直接ネットカフェや漫画喫茶に悪影響を及ぼすとは思いませんが、大阪の個室ビデオの火事の影響*1もあるので今後の展開がどうなるか見守ろうと思います。

*1:ちゃんと防災設備が整っているかを警察が何度も調査に来たりしました。