漫画喫茶とパチンコスロットの関係性

ワンピースとか映画化、ドラマ化された作品はお客さんがよく読んでいるのを見かけます。
何か話題になったわけではないのにすでに連載が終了している作品が頻繁に読まれる事がちょくちょくあり、不思議に思うことがあります。


毎日来店するような常連のお客さんが毎回読んでいるのであれば別に不思議にも思わないのですが、そうではなくまったく別のお客さんが頻繁に読んでいるのです。


テレビで紹介されたとかも考えられますが、今更何かの話題になりそうな作品がではなかったり、昔は人気があったけれどたまに読まれる程度な作品だったりと共通点があるわけでもなく、その理由に見当がつきませんでした。


もうかなり前の事ですが、モンキーターンが非常に読まれ出した時期があり、連載が終了して何年も経っている上にアニメも随分前にしていてそれほど読まれる作品ではなくなっていたので


なぜ今モンキーターンが急に読まれ出したんだ?


と疑問だけが残りました。


ある時、人気コミックを並べる棚にどの漫画を並べるかという話をしている時に、最近モンキーターンがよく読まれているのはパチンコとパチスロで人気だからだと言われて「そんな理由だったのか」と衝撃を受けました。
更に以前、北斗の拳がボロボロになるくらい読まれていたのもパチスロで人気だったからだと言われ納得しました。


北斗の拳も人気のある作品だし、続編の蒼天の拳が連載していた時だったからちょっと読まれる頻度が多いなくらいにしかその当時は思っていませんでしたが、ちゃんとした理由があったわけですね。


そうなってくるとエヴァンゲリオンのコミックが意外と読まれていたりする理由も納得できます。


今だとちょっと前からですがブラックラグーンがよく読まれてます。
いつの間にかパチスロになっていましたね、パチスロ雑誌の表紙にブラックラグーンの絵があるのに驚きました。
人気があるってことなんでしょうね。


どうやら、パチンコやパチスロをする人と漫画喫茶を利用する人に共通するものがあるからみたいなんです。統計的な裏付けを取った訳でもないので本当のところはどうだかわかりませんが、事実としてパチンコ、パチスロになった漫画はよく読まれるので信じていいんじゃないかと思っています。


それから、ハンゲームを運営している会社が「ふらっと動画」というネットカフェ用の動画配信サービスをしているんですが、ここで最近パチンコやパチスロ関連の動画が増えてきているので客層が似ているというのを裏付けていると思っていいかもしれません。


これからネットカフェを開業する予定のある人はパチンコ屋の隣でやるといいかもしれませんね。

正式サービス前なのに公認店があるPSO2

4月30日23時までPSO2ファンタシースターオンライン2)のクローズドベータテストが行われています。



このゲーム、実はすでに公認ネットカフェがあります。
まだ正式サービスが始まっていないのですがネットカフェでの展開をしているんですね。
今回のクローズドベータテストでこの公認ネットカフェからゲームをすると、クローズドベータテストの抽選に漏れた人でも参加できるのです。



公認店の申請をすっかり忘れていて失敗だったかな〜と思っているのですが、今回は見送って良かったかなと思う面もあります。
実際のところ、クローズドベータテストの段階から公認店になっていればPSO2のユーザーが店に来ることによって来客数のアップにつながり、常連のお客様になってくれれば更に店にとって嬉しい限りです。


普段ネットカフェに来ないゲームユーザーへのアピールになるので良い事だと思います。
ただ緊急メンテナンスが毎日あったことで思うことはあります。


クローズドベータテストなので頻繁にメンテナンスをしてゲーム動作の改善を行うのは当たり前のことであり、その点は別にいいと思います。
しかし、ネットカフェでお金を払った上でクローズドベータテストに参加するのは正直どうなのかな?と思う部分があります。


実際のところ


「ネットカフェで提供されるサービスの一つとしてクローズドベータテストに参加することができる」


のであり、お金そのものはネットカフェを利用する為に支払います。
でも、クローズドベータテストをやるためだけに来店したお客様が緊急メンテナンス中に公認店に来た場合、お金を払ってプレイできないという状況が発生してしまいます。
その場合「メンテナンスは事前に告知されているのだから確認して来店する」とか「入店する際にベータテストに参加するお客様にメンテナンス中であることをスタッフが伝える」などの意見が出て来ると思います。


実際にそのようなケースが発生したのかは知りませんが、それを回避する為に事前に準備をして対応しないといけないという点がクローズドベータテスト参加店になる為に必要な本当のハードルだったのかなと考えてしまいます。


もしうちの店でやっていた場合、事前に準備をしていたとしてもちゃんと対応できていたのか不安です。
現時点でもオンラインゲームに関してちゃんと理解しているスタッフが少ないという事実があるので……。




オープンベータテストが始まる頃には公認ネットカフェの申請をするつもりでいるので、その時までにはスタッフのオンラインゲームの知識に関する教育をもっとしておかないと不味いなと思っています。

別冊少年チャンピオン

6月12日に別冊少年チャンピオンが創刊されるそうです。




コミックナタリー http://natalie.mu/comic/news/67333


別冊少年チャンピオン公式サイト http://bchamp.jp/




ちょっと前に新創刊雑誌のお知らせが来ていて注文するかどうか考えていたのですが、創刊号から取ることにしました。
この手の新創刊雑誌は何号か様子を見て人気があるようだったら入荷するようにするのがいいと思うのですが、人気が出た場合は創刊号から置いてあったほうが集客の観点からはメリットが大きいです。


ただ、新しく出る雑誌を全部取るのは毎月の雑誌の予算が増えることにつながるので、予算オーバーになるならば既存の雑誌で読まれていないものを削る必要も出てきますね。


雑誌を削りすぎたり適当に選んでしまうとお客様が減ってしまう危険性があります。
最初からその雑誌を目当てに来ている客層を切り捨てるのであれば問題ないと思いますが、そうでないのであれば十分気をつける必要があります。


今回の別冊少年チャンピオンが集客に影響があるような雑誌になるのかどうかは最低でも半年くらいは様子を見ないとわからないと思うので、入荷を継続するかどうかの判断は来年になってからになりそうです。


連載作家陣の中に夢枕獏先生の名前があるのでちょっと気になっています。
餓狼伝がチャンピオンコミックスで新装版として刊行されているので秋田書店の雑誌で連載再開するんじゃないかなと期待しているんですが、別冊少年チャンピオンでやるのでしょうか?


まあ、本命はバキの連載終了後に週刊少年チャンピオンでの連載だと思いますがどうなんでしょうね。

長い間放置していましたが……

気が付いたら3年たっていました。

3年も過ぎると色々変わりますが、働いている漫画喫茶はまだ潰れることなくなんとかなっています。

そう頻繁にすることはないでしょうが時間がある時に更新していくつもりですので宜しくお願いします。

知らないだけで実は身近な内容だった事

今月、「ゴタ消し」の1、2巻が発売されました。

ゴタ消し 1 示談交渉人 白井虎次郎 (ジャンプコミックス デラックス)

ゴタ消し 1 示談交渉人 白井虎次郎 (ジャンプコミックス デラックス)

ゴタ消し 2―示談交渉人白井虎次郎 (ジャンプコミックスデラックス)

ゴタ消し 2―示談交渉人白井虎次郎 (ジャンプコミックスデラックス)


「ゴタ消し」は裏社会で白虎と呼ばれる凄腕の交渉人が、さまざまなトラブルを示談に持ち込んで解決していく漫画です。
ライアーゲーム」「ONE OUTS」のような心理的な駆け引きと、「クロサギ」のような裏社会を舞台にした内容……というとちょっと言いすぎかもしれませんが、そんな感じです。


その中のエピソードで、オンラインゲームのRMTがきっかけでトラブルに巻き込まれた依頼人の話がありました。
驚いたのが、この話の中で登場する、RMTを使ったマネーロンダリングが、実際にあるらしいと知ったことです。


市場の急拡大で不正資金も流入!オンラインゲームに潜む“本当の獲物”

ネトゲ研究日誌:遊ぶ資格を求める


オンラインゲームはいくつかやっていた事があり、RMTは利用したことはないですがどういうものかは知っています。
しかし、それがマネーロンダリングのような犯罪に利用されているという事は全く知りませんでした。

ダイヤモンドオンラインの記事のどこまでが事実かわかりませんが、ある程度は信じてもいいような気がします。
ただ、ネトゲ研究日誌のコメントで指摘されているように、社員が不正にゲーム内通貨をRMTで売買していたラグナロクオンラインの事件はマネーロンダリングとは無関係だと思います。
ただ、その事件で社員がRMTで得た現金の一部が、その社員とは全く無関係な人物のマネーロンダリング中の資金の一部であった可能性は否定できません。
そういう意味では、マネーロンダリングに関わっていたと表現できるかもしれません。


このオンラインゲームのRMTを利用したマネーロンダリングが、直接ネットカフェや漫画喫茶に悪影響を及ぼすとは思いませんが、大阪の個室ビデオの火事の影響*1もあるので今後の展開がどうなるか見守ろうと思います。

*1:ちゃんと防災設備が整っているかを警察が何度も調査に来たりしました。

5月27日に「パーツのぱ」1巻が発売されますよ。


5月分のコミック発注をやり忘れていたので、急いで終わらせました。
そしたら、「パーツのぱ 1巻 藤堂 あきと アスキーメディアワークス」が発売予定表に掲載されているじゃないですか。
ちょうど1ヶ月前に単行本化したら買いたいと言っていたばかりなので、非常にうれしいですよ。
発売日は5月27日なので、まだ1ヶ月以上先の話ですけど本当に待ち遠しいです。

[rakuten:hyoutan:10022437:title]


この調子で、「ニュータウンヒーローズ」と「サラリーマン麺太郎」も単行本化しないかなぁ……。

以前利用していた過去のコミック発売日リストを掲載していたサイトの名前を忘れてしまったので、ググっても見つからなくてかなりショックです。
すぐ見つかるコミック発売日リストを掲載しているサイトには2004年と2005年のリストがないし、あったとしてもそれを使えるリストにする手間が大変で手間取っています。


完璧なリストは作れなさそうですが、出来上がったら重複タイトルの作品を調べていきます。
過去2年分だけで15000冊を超えるデータになっているのがちょっとアレですが、なんとか頑張ります。