パソコンの利用制限


漫画喫茶やネットカフェで利用できるパソコンは、Windowsの設定を変更して利用制限をしている場合があります。


例えば、ログインしているユーザーが管理者権限ではないので、アプリケーションをインストールできない。
P2Pソフトを利用できないようにしてある。
アクセス制限をしてあり、特定のサイトを見ることが出来ないなど。
理由は漫画喫茶やネットカフェを利用した犯罪防止の為ですが、制限しすぎて普通に使っているだけでストレスが溜まることもあります。


ユーザーのアカウントの種類を管理者にしてあると設定を自由に変更できてしまいます。
パソコンに悪戯をされては困るのでアカウントの種類を変更しているのですが、リカバリーソフトをインストールしてあれば、アカウントが管理者であっても大丈夫だと思います。
リカバリーソフトで再起動するたびに状態を回復させれば問題は起こらないのですが、念のためにアカウントも変更してあるのかもしれません。
でも、遊びたいゲームなどをインストールできない場合は最悪だと思います。


P2Pソフトの制限は、違法行為とか著作権違反がどうこうという理由ではありません。
確かにそういった理由で制限をかけている店もあるかもしれませんが、もっとP2Pソフトには困った理由があります。
それは、インターネットの回線の帯域を占有してしまう為に、他のパソコンがサイトを閲覧できなくなってしまうのです。
毎回必ずそうなるわけではありませんが、インターネットの接続トラブルの原因になるので制限しているわけです。
このトラブルは高性能のルータを使用していたとしても、回線の帯域そのものを圧迫し、接続しづらくするので、P2Pソフトの使用をやめる以外の対処がありません。


特定サイトのアクセス制限は、未成年がアダルトサイトを見ないようにするためと、ネットカフェを使用した犯罪の防止の為です。
しかし、ネットカフェに来るお客は未成年よりも大人が多いですし、アダルトサイトを見れないネットカフェは魅力が半減します。
自宅では危なくて見ることが出来ないサイトを見るために、わざわざネットカフェに来ている場合もあります。
それなのにアクセス制限がしてあり、見ることができなければ来た意味がありませんね。


無駄に制限していると、利用するお客を減らすことになりますが、犯罪が起きてしまうと店の存亡に関わるので仕方がないのかもしれません。
利用する側の身になってみれば、出来るだけ制限をしないほうがいいのは間違いありません。