これは新種の複合カフェ……なのか?
28日に秋葉原制作所というカフェがオープンするようです。
http://mainichi.jp/photo/news/20090220mog00m200060000c.html
秋葉原は遠いですし、行く予定もありませんが、秋葉原制作所のサイトにある料金表がネットカフェの料金体系に似ていたので、ちょっと興味をそそられました。
空間を提供するサービスとして考えれば、このカフェは複合カフェと言えるのかなあと思いながら、採算取れるのかどうかが気になりました。
Aコース | 60分 | 500円 |
Bコース | 3時間 | 1200円 |
Cコース | 6時間、ナイトパック | 1800円 |
延長料金 | 15分 | 100円 |
平均滞在時間がどの程度か予想できませんが、ネットカフェと大差がないと考えればこの料金システムであれば、客単価は1000円前後だと思います。
土日などの週末は客単価が2000円になる可能性もありそうです。
席数が20〜25席らしいので、コミックが1万冊程度のネットカフェと比較するのが妥当な気がします。
という点が少し気になりました。*1
ハイスペックPC自体の値段はどんなに高くても15万〜20万で、ネットカフェでも数十台導入している店もあり、採算が取れるかどうかの心配はそれほどありません。
それよりもフォトショップやイラストレータなどのアプリケーションソフトの購入金額が気になります。
それだけでパソコンと同じだけの金額が必要になるでしょう。
ニュース記事の写真を見る感じだと、パソコンがない席が10席ほどあるので、パソコンがある席は残り10〜15席だと思います。
仮に10席分パソコンを用意するならば、パソコン本体 15万、ソフト+周辺機器 20万で合わせて35万×10台=350万円が必要な計算になります。
意外に少ない金額ですね。
1万冊のコミックを購入するよりも安いかもしれません。
採算取れないかもしれないなと思ってましたが、大丈夫な気がしてきました。
*1:漫画制作に必要な道具や機材の無料貸し出しもある点も気になりましたが、こちらは専門外で消耗する頻度や経費がわからないので、無視することにします。