駐車場の台数と席数の関係


立地条件が駅前であったり、都市部にある場合はそう関係ないのですが、地方であったり、郊外にあるまんが喫茶の場合は駐車場の広さが重要です。
ファミレスなどの飲食店であれば家族連れやカップルなどが多いので、1台の車で複数のお客が来店します。
しかし、まんが喫茶の場合は1人で利用するお客が多いので、客数と車の台数は同じくらいになります。
徒歩や自転車、バイクなどで来店するお客もいますので、実際の席数よりも駐車場のスペースは少なくても大丈夫です。
ただ、少なすぎると駐車場が全て埋まっているにもかかわらず、店内に空席が目立つことになります。


逆に駐車場が広すぎても問題があります。
駐車場は十分に空いているのに、満席で座ることが出来ない場合、「あの店は駐車場が空いていても座れない」という噂が広まり来店機会を失うことになります。
そこまで広い駐車場を確保するような店舗設計をすることはないと思うので、実際は駐車場が狭いという問題を抱えることが多いでしょう。


駐車場に関しては広さ以外にも問題が発生します。
1つは無断駐車です。
これを確認する方法はなかなか難しいのですが、閉店後に確認したり、明け方などに客数と駐車場の車などの台数を数えてみる事で発見することが出来ます。
毎回無断駐車してある場合はその車の所有者を調べ、注意するしかありません。
また、車に張り紙をするだけで無断駐車がなくなる場合もあります。


もう1つの問題は、車上荒らしです。
これは店に問題があるわけではないので、対処の使用がありません。
駐車場に対して24時間の監視体制をとるわけにもいきません。
ただ、ダミーの監視カメラを取り付けることは可能です。
これをやるだけで実際に車上荒らしがなくなりました。