パソコンのちょっとしたトラブル
従業員の中で一番パソコンに詳しい為、いつの間にかパソコンの事は全て任されています。
パソコンの調子がおかしい時は、何が原因か調べるのですが、故障している事はほとんどありません。
そのほとんどないような事態が最近ありました。
パソコンのモニタの調子がおかしいと言ってきたので、実際にチェックしてみるとモニタではなくグラフィックボードが壊れていました。
本体の電源は入っているのにモニタが映らない状態だったので、原因はモニタ、マザーボード、グラフィックボード、ＨＤＤのどれかではないかと考えました。
モニタを交換しても症状は変わらなかったので、本体側に問題があるはずでした。
どの部分が壊れているのかチェックする最善の方法は、最小構成から一つずつパーツを組み上げながら確認していく事です。
とはいえ、本当に最小構成から調べていくのは面倒なので、とりあえずHDDのケーブルを外してチェックしました。
HDDを外した場合では正常に作動しないので、HDDではないとわかりました。
マザーボードが故障しているとは考えたくなかったので*1、先にグラフィックボードを外してチェックしました。
すると、正常に画面が映るようになりました。
これだけでは不安なので、別の席のパソコンにそのグラフィックボードを取り付けてみると、モニタが映らなくなりました。
ということで、原因が判明したのです。
グラフィックボードが故障した原因は、ヒートシンク*2が一つ取れていたせいでした。
なぜ取れていたのかはわかりませんでしたが、そのせいで故障したようでした。
原因がわかったので、その日の内に新しいグラフィックボードを買って、取り付けました。
もしこれを修理に出したとしたら、しばらく戻ってこない上に、高い工賃や手数料をとられると思います。
交換用のグラフィックボードも、全く同じものはもう新品で売ってはいません。
同じものではないにしても、安くすませたいのに１万とか２万するグラフィックボードを取り付けられる可能性もあります。*3
結局８０００円程度の安いボードを買いましたが、それでも壊れたボードよりも少しだけ性能が上でした。
工賃や手数料は自分でやったので無料です。
今回はうまい具合に安くすんで助かりました。
