24時間営業のメリット、デメリット その2


オンラインゲームは週に一回メンテナンスがあり、内容がアップデートします。
ちょっとだけの時もあるし、大がかりな場合もありますが、パソコンにインストールされているクライアントの更新作業が必要になります。
リカバリーソフトを導入している場合は更新作業をしないと、オンラインゲームのデータは古いままです。
するとお客がそれを遊ぼうとしたとき、起動するまでに時間がかかります。
1分だけ待てばいいならばそれほど問題にはなりませんが、10分以上待たなければならないようだとクレームの対象になるでしょう。


更新作業は1度にできればそれほど大変ではありませんが、営業時間中にやるとなればお客のいない席だけしかできません。
お客が1人もいない時間帯はないし、全部の席を使えない状態にしてしまうことはできないので、少しずつやっていきます。
24時間営業ではなければ閉店後にやることができ、毎日やれれば非常に楽な作業です。
24時間営業だと、毎日やることも可能ですが、人件費のことを考えると週に一回か月に一回が現実的なところです。


漫画喫茶やネットカフェで毎日やっている仕事にコミックの整理整頓があります。
読んだコミックを正しい場所に戻してくれるお客ばかりではないし、戻さずに席に置いて帰る人もいます。
店によっては、返却棚を用意して従業員が棚に戻すようにしている場合もあります。
どちらにしても、コミックの整理をする必要がでてきます。


コミックをパソコンで管理して、棚番号だけではなく何段目に並べるかまで決めてあれば別ですが、そうでなければ空いている隙間には何かが入るはずです。
毎日しっかりとやっていれば問題は起こりませんが、従業員が手を抜いていると本の並び方が滅茶苦茶になります。


棚に入っているコミックの大がかりな並べ替えをする日は、平日の深夜などになります。
土日の場合は読まれているコミックが多いので、整理しようとしても隙間だらけでやりにくい状態です。
下手にその隙間を埋めたり減らしてしまうと、元の場所に戻しに来たお客がコミックを棚に入れることができなくなってしまいます。