コミックの並べ方 その2

出版社別に分けてから、作者のあいうえお順に並べるのが一般的ですが、もう一歩踏み込んだ分け方があります。
出版社ごとに分けた後、更に連載雑誌別に分ける方法です。
連載雑誌別といっても実際にはコミックレーベルで並べなおすだけだったりします。


例えば、集英社だったらヤングジャンプ(YJ)、ビジネスジャンプ(BJ)、スーパージャンプ(SJ)、ウルトラジャンプ(UJ)、オールマン(SC)、プレイボーイなどがあります。


ほとんどのコミックは()の中に書いてあるアルファベットが背表紙の上部に印刷されています。
中には印刷されていなかったりアルファベットではなくイラストが印刷されているものもあります。
でも、ほとんど印刷されているため出版社ごとに分けてしまえば、レーベルごとに分けることはそう難しくはありません。


ただし、コミックの冊数が少ない場合は気をつけないと、レーベルごとに分けたために探しにくくなったり、見た目が悪くなったりします。冊数が少ない場合は出版社ごとだけにしたほうがいいと思います。


私が実際分けていて悩んでいるレーベルはイブニングのコミックです。
なぜかというと、まず、冊数が圧倒的に少ないのです(あくまで店に置いてある冊数という意味です)。同じ講談社シリウスとかマガジンZとかのコミックも少ないのにイブニングだけ並べ方を悩んでいます。
もう何年もモーニングのコミックと一緒に並べてありますが、イブニングだけで分けようかどうかずっと悩んだままなんですよね。


店では続編ものはレーベルや出版社が違っても同じ場所に並べるという方式を採用しています。イブニングで連載している「K2」は「スーパードクターK」、「DoctorK」の隣に並べてあります。「ミスター味っ子2」は「ミスター味っ子」の隣です。


あと、野球、サッカーなどの種類でも棚を分けてあるので、30冊くらいしかイブニングのコミックが残っていません。
本棚の1段分にもならないのでモーニングと混ぜておいたほうが見た目がよいのです。
背表紙のデザインが全く違っていたら分けるのですが、似ているので混ぜてもちょっと見たくらいではわからないものです。