BLコミックはまんが喫茶で読まれるのか、読まれないのか?

  
 これは非常に重要なテーマなのです……地域的に。
 なぜならば、ここは田舎だから!
 市長がここは都会ですと宣言しても「いやそれ違うから」と市民のほとんどが心の中で突っ込むから! 間違いなく!
 ある日、ふと思いました。何でこの店には新書館とかビブロスのコミックが入荷しないんだろう、と。
 入ってこないなら入れてしまえ!と思ったので勢いでやっちまいました、今年の2月から。
 他の従業員はね、漫画に詳しくなければ無反応だし、詳しい人は反応したくてもできないので無反応でした。
 現実はそんなものですよ。反応する人はそれがどんな漫画なのか知っているって事だしねww
  
 6月になってからの状況から推測すると、どの程度のお客が読んでいるのかはわからないけど、読まれているのは確実だとわかりました。一番びっくりしたのは、その本棚の正面で30分くらい立ち読みしているお客がいた時ですけどね〜。まあ、その漫画がどんな内容か知っている人は同類だから隠す必要がないのかも知れないけど……。
  
 この実験の結果はある程度予想できた事なので、驚きの結果!とか言わないです。じゃあ、実験をする必要はどこにあったのか!と聞かれると思います。
 まず、まんが喫茶には女性客が圧倒的に来ない。
 統計を取ったわけではないので全然正確ではないが、全来客数の1割が女性客なら多いと思います。田舎なので。
 東京とかなら違うのかも知れないけどね……
 そんな少ない女性客がBLコミックを求めているのだろうか?BLコミックを好む女性がまんが喫茶を利用しているのか?という謎があったのです。
 きっといると信じていましたよ、私は。
  
 だってね、駅ビルの中にコミック専門の書店があるのですが売り場の半分が女性向けで、その半分がBLコーナーになっているからです、田舎なのに……。